x世代分のバックアップを取る


下記のバッチファイルは、
カレントディレクトリにある拡張子が.txtであるファイルを
10世代分、下位ディレクトリにバックアップするもの。
注意!使用する時は自己責任で。

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@echo off
deltree /y backup\10 > nul
ren backup\09 10
ren backup\08 09
ren backup\07 08
ren backup\06 07
ren backup\05 06
ren backup\04 05
ren backup\03 04
ren backup\02 03
ren backup\01 02
md backup\01
copy *.txt backup\01 > nul
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#簡単な説明

最も古いファイルが入っている10を削除し、09を10に、08を09に、、、
とずらし、最後にもっとも新しいファイル(現在のファイル)を01にコピーする。
いつバックアップされたかはディレクトリの作成日時を見れば分かる。

deltreeはディレクトリを削除するコマンド。
/yで確認メッセージを画面に出さずに削除。
(DOS上で削除したファイルはごみ箱に移動しないので注意が必要)
>はリダイレクト。
この場合、nulというファイルに確認メッセージを表示しろ(書き出せ)という
命令ですが、nulは特別らしく、ファイルは作成されません。
確認メッセージを画面に表示させたい場合は>以下を削除。
renは名前の変更。おそらく、renameの略。
上のバッチファイルでは相対パスで書いてある。
mdはディレクトリの作成。おそらくmake directoryの略。


#応用例

A.ネットワークでつながった他機にバックアップする。
\\IPアドレスもしくはコンピュータ名\共有ディレクトリ名\〜〜として指定する。
ネットワークドライブの割り当てを使うと便利。
関連→ネットワークドライブを活用する
関連→バッチファイルでネットワークドライブが使用可能かどうか調べる

B.定期的にバックアップする。
タスクを利用する。


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